動画との相性が抜群!保険商品を動画で伝えるメリットをご紹介

保険は万が一の事態に備えられる「転ばぬ先の杖」として、病気や怪我、ビジネスなどのさまざまなリスクに対応した商品が世に出ています。

しかしながら保険の中身をわかりやすく説明するのはなかなか困難で、むしろ「難しそう」というイメージが先行してしまうケースも多く、その価値を正しく伝えることは簡単ではありません。

そんな保険商品の特性をうまくカバーできるのが「保険動画」です。
今回は保険商品を動画で伝えるメリットをご紹介します。

保険商品PRのための課題点

保険商品はその性質上、一般的な製品のPRと異なる課題が存在します。

無形商材であること

保険に限らず無形商材は、実際に手にとって確認ができないためイメージを膨らませるのが難しいという面があります。
それを補うためにパンフレットやチラシなどの他のツールで説明することになるのですが、保険はどうしても文字が多くなってしまい、見る人の負担が大きくなります。

無形商材の場合、伝えたいことをより端的にまとめて要点だけを伝えることが大切になってきます。

商品説明が難しいこと

保険商品にはさまざまな種類がありますが、ものによってはパンフレットを一見しただけでは理解が難しいものが存在します。

「どのような事態が起きて」「どのような条件なら」「どんな補償が受けられるのか」
これらをどれだけわかりやすく体系立てて説明できるかで見る人の理解度が大きく変わってきます。
また、保険には支払い条件以外にも多くの但し書きがあるため、どこまで説明するのかの線引きも重要になります。

まだ起きていないリスクに備えるということ

保険は万が一のリスクに備えるもので、そのリスクが訪れなければお金を無駄に払っていると考えることもできます。
自動車保険のように加入が半ば強制のように認識されているものもありますが、多くの場合不要なものは払いたくないと思うのが人間心理です。

”起こる可能性があるリスク”と”補償の内容”、そして”月々のコスト”のバランスをわかりやすく伝え、必要性を理解してもらうのが重要になります。

保険商品のPRで動画を活用するメリット

保険商品のPRで動画を活用するためのメリットとしては以下のようなポイントがあげられます。

商品内容を理解しやすい

保険商品は各社からさまざまなの種類が販売されており、病気や怪我に備えるものから、働けなくなった場合の所得を補償するもの、セキュリティリスクに備えるものなど多種多様です。

もちろんパンフレットを読んで中身を理解することもできますが、保険のパンフレットは文字が多く文章の隅から隅まで目を通して理解するのは骨が折れるだけでなく、時間もかかってしまいます。
その保険に対して興味関心がある方ならまだしも、興味のない方におすすめするにはかなりハードルが高いのが現状です。

動画ではグラフや表・イラストなどを用いて概要やモデルケースをビジュアル化して表現でき、かつその情報を動かして説明できることからパンフレット等よりも情報量が圧倒的に豊富なことが特長です。

保険に対する知識がない方でも、短い時間で内容を簡単に把握することができるため、特にお客様とのファーストコンタクトでおすすめです。

保険との接点が広がり、心理的なハードルを下げられる

保険商品との接点にはいくつかの種類があり、例えば下記のパターンが考えられます。

(1)ファイナンシャルプランナーやライフプランナーなどの専門家が対面で説明する
(2)銀行などの金融機関の窓口に置いてもらい、一緒に案内してもらう
(3)お客様がインターネット上で自ら情報を集めて検討する

(1)はお客様自身が保険に対するモチベーションが高く、専門家の説明もあって多少説明が長くなっても理解してくれます。
ですが(2)や(3)は保険に詳しくない人が代理で説明したり、自ら調べたりするため、内容が難しければ途中で離脱してしまいます。

動画は短時間で保険の特徴をわかりやすく説明できるため、「保険には興味があるけど時間を取られたくない人」「難しそうで何となく敬遠していた人」といった潜在顧客を拾い上げることができ、保険そのものとの接点を広げつつ、より身近なものへ感じてもらうことができます。

社員研修ツールとしても活用可能

保険動画は基本的にお客様への説明・ご紹介ツールとして制作されるケースがほとんどですが、同時に社員研修のためのツールとして活用することもできます。
特に新入社員など、まだ保険に対しての知識が乏しい方に対しては、まず動画で概要を知ってもらい、その後詳細を理解していくというステップを踏んでもらうことで効率的な製品理解が可能になります。

また動画を見ることで概要だけでも頭に入っていれば、例えば別件で顧客訪問した際に新商品に関して簡単にでも説明することができ、興味がある方には後日上司を連れて説明に来るといった新たなビジネスチャンスを掘り起こすきっかけにも繋がります。

保険動画の制作事例

企業の新入社員向けに保険の役割を啓蒙する保険情報動画

生命保険会社の販促課題としては、若年層の保険への関心を高めたい、というものがあります。

この動画は、LINEなどの若年層中心に浸透度・利用度の高いSNSで、保険に関する接点となりうるコンテンツとして企画・制作しました。まずはターゲット層と課題・ゴールの共有から入り「どういった動画が効果的なのか」から一緒に考えていきました。

制作にあたっては、優しいトーンのイラストによるアニメーション動画を採用、保険業界での広報販促コードとのバランスを撮りながら、保険初心者向けの動画コンテンツが完成しました。

保険の見直しを啓蒙するマネープランセミナー動画

将来のことを考えてお金はできるだけ残しておきたいもの。
しかしながら、食費を削ったりプライベートを我慢して節約するのは大変で長続きさせることも難しい。

固定費を見直すことで、できるだけ無理をせず長く続けられる効果的な節約術になることをお伝えし、現在加入中の保険をこの機会に見直しませんか?と訴えかけることで保険との接点を再び持ってもらおうというコンセプトで制作しました。

保険商品を簡潔に紹介したアニメーション動画

万が一の病気やケガなどで仕事ができなくなった際の所得を補償する「所得補償保険(ドクター向け)」の紹介動画。

忙しいドクターでも空き時間で手軽に確認ができるように、動画時間を90秒程度とコンパクトにまとめています。

保険の詳しい内容はあえて解説せずに、「どんなトラブルに」「どんなリスクヘッジができるのか」を簡単に紹介し、気になる方にはお問い合わせや資料請求をしていただくような導線設計としています。
ます。

 
 
こんな単純なこと!? と思われるかもしませんが、この小さな要素を事前に想定しているかどうかによって後々の使い勝手が大きくかわります。
「良いものを作る」ことはもちろん大切ですが、それをしっかりと使い続けられるかという点もコンテンツを評価する重要な指標のひとつです。

まとめ

動画は紙媒体やWebなどの他の媒体よりも情報量が豊富なことが大きな特長です。
特に保険のような無形商材でかつ説明が難しいものとの相性は抜群で、「難しい内容をわかりやすく伝える」「長くなりそうな内容を短時間で伝える」ことが可能で、まさに動画に適した商材だと言えます。
ほかにも業務支援システムや労務管理システム、IoTやDX(デジタルトランスフォーメーション)などとも親和性が高く、よく用いられています。

保険に限らず現状なくても困らないものを検討してもらう場合は、いかに短時間で・簡単に・自分に関係があると思ってもらうかが重要です。
「魅力的な製品なのに価値が伝わらない」「説明がむずかしくてうまく伝えられない」そのように感じている方は、まずは伝え方を変えることを検討されてみてはいかがでしょうか

わたしたち株式会社エルモは、製造業や製薬・医療機器メーカーを中心に500社以上の動画制作実績があります。
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