製造業の採用活動をスムーズに進めるために

本業のビジネスと同じく企業にとって重要な要素が「採用活動」。
コロナ以前から学生の売り手市場が続いていて、特に理系学生となると少ないパイを多くの企業が奪い合っている状況です。
今回はそんな製造業の採用活動にスポットを当てて、スムーズに進めるための動画活用のポイントをご紹介します。

BtoB製造業における採用活動の課題

リクルートが毎年発表している「就職白書」によると、
企業側が新卒採用で課題だと感じている内容TOP3が、

1. 企業の認知度(50.7ポイント)
2. 応募者への動機づけ(48.9ポイント)
3. 採用に係る人員数(38.8ポイント)

となっており、他の項目を10~20ポイント以上引き離しています。
参照データ:『就職白書2023』データ集

上記は全業界でのデータですが、製造業特にBoBにスポットを当てると上記の傾向はより顕著になります。

業界超大手でも知らない認知度という大きな壁

学生はBtoB業界について知識がほぼゼロの状態から就職活動をはじめます。

大手BtoC企業のようにCMを流したり、テレビ番組のスポンサーになったりすることが少ないこともあり、例えば「村田製作所」や「ニデック(旧日本電産)」「キーエンス」「伊藤忠」などの業界の超大手であってもほとんど認知されていないというケースは珍しくありません。
中小企業ともなればもはやお察しレベルで、「業界の中では知る人ぞ知る」企業であっても学生の認知度はゼロに等しくなります。

中途採用であっても同様で他業種から転職してくる方であれば、よほどさまざまな業界に出入りする仕事をやっている方でなければ、自身が所属する業界外の企業のことは知りません。

どちらにしてもまずは「会社を知ってもらう」「強みや魅力を理解してもらう」「求職者の印象に残してもらう」ことが必須となります。

また、名だたる有名企業と比較すると採用人数も少なく、当然採用活動に関わる人員も少ないことから、特に中小企業の場合は担当者の負担も抑えながら効果的に企業PRをしなければなりません。
そこで活用したいのが「採用動画」です。

製造業だからこそ活用したい採用動画

採用活動の施策はさまざまありますが、その中でも1粒で2度おいしい存在なのが「採用動画」です。

採用動画は製造業ならではの課題に対してアプローチしやすい特性を持っています。

1. 認知度が低い
2. 事業内容が難しく伝えづらい
3. 独自の技術やノウハウを伝えたい

知名度が低い

製造業(特にBtoB)は求職者の認知度が低く、企業のブランドイメージだけで母集団を集めることは非常に困難です。

まずは自社そのものを知ってもらおうと考えた際に、動画はWebや紙媒体などの他のメディアに比べて情報量が豊富で、かつ短時間で訴求できるという特性を持っています。

また、「制作した動画をWebサイトや採用サイトに掲載する」、「パンフレットやチラシなどからQRコードで誘導させる」といったように他のメディアとの親和性も高く、1つ制作すれば多方面をカバーできることも”1粒で2度おいしい”ポイントです。

事業内容が難しく伝えづらい

多くのBtoB製造業のビジネスは、求職者にとって馴染みがなくBtoCと比べると難しく感じてしまいます。

肝心の製品も部品や素材であることが多く、完成形をイメージできなかったり凄さが伝わらなかったりしますし、かと言って最終製品はさまざまな事情から公開できないというジレンマに陥ります。

動画は映像や写真、資料、図解、イラストなどの豊富なソースを用いて構成するため、「知識がない人も端的にわかりやすく伝える」ことが容易な手段です。
業種や業態、課題に合わせて最適な見せ方や表現を選択できることは動画の大きな魅力のひとつです。

独自の技術やノウハウを伝えたい

多くの製造業では、自社の核となる技術やノウハウを持っています。

これらの技術やノウハウは他社との差別化や自社の優位性を示すものであり、同時にその企業への安心感や信頼感につながることは求職者に対しても同じです。

この強みを専門的になりすぎずにわかりやすく伝えることができれば、求職者の興味関心を引き、背中を押してあげることに繋がります。
動画は多彩な表現方法を駆使して「見えないものを見える化する」「わかりやすくデフォルメする」できることがポイントです。

採用動画の種類・表現方法

一口に採用動画と言っても、伝えたい内容によってさまざまな種類、表現方法を持っています。

事業紹介(数字で見る◯◯)

イラストを用いて自社の事業内容や特徴を端的に紹介したもの。
製品点数や業界シェア、創業年数などの自社の特長となる数字をビジュアル化することで、見た目のわかりやすさと数字の具体性やインパクトを両立しています。

ビジョンメッセージ

自社の理念やビジョン、社是などの内容を誰もが簡単に理解でき、かつその企業のカラーがわかるメッセージへとまとめ、そのメッセージを体現する情緒的な映像とともにビジュアル化したもの。
どうしても堅苦しくなってしまいがちな内容を感覚的に訴求します。
 

先輩の声・インタビュー

先輩社員にインタビューを行い、業務内容ややりがい、入社を決めた理由などをご自身の言葉で語ってもらう。
実際に働く人の生の声を聞くことができ、安心感につながります。

業務紹介・製造工程

製造の流れ・研究開発の流れなどの工程を紹介。
製品がどのような工程を経て製造されているのか、そして自身がどのような業務に携わるのか、求職者の製品理解と業務理解に役立ちます。

採用動画の制作事例

搬送用コンベヤメーカーの採用動画

会社の概要、社会と製品の関わり、製造の流れなどを端的に伝える採用動画。
「世界をはこぶ、明日へはこぶ」を採用活動におけるブランドメッセージとして企画立案。
ターゲットである学生に端的に伝えるため、カジュアルなグラフィックも多用し、会社説明会や工場見学会、WEBサイトなどさまざまなシチュエーションでご活用いただいています。

角鋼管・異形管製造メーカー会社案内動画

採用活動をメインにしながらも他の用途にも活用することを念頭において、ブランドメッセージや短時間の会社概要、製造工程などの要素をチャプターわけして制作、単体でも効果的に利用できるように、映像の作りに違いを持たせて多様な表現を取り入れました。
 

食品メーカーの採用動画、新入社員向け研修動画

銘菓 小倉山荘などを手掛ける食品メーカーの、採用説明会や新入社員研修で使用される動画です。おかきや煎餅の製造から加工、出荷までの流れや、絆支援というキーワードを通した企業の考え方を伝える構成となっています。

まとめ

ビジネスシーンであれば、高品質な製品や高い技術やあれば多少PRが弱くとも市場に認知される可能性はありますが、採用活動ではその限りではありません。
特に新卒採用では学生は他業種も含めて幅広い会社をチェックしていて、その中には自社のPRに長けた大手BtoC企業も含まれます。

そのような状況で製造業を同じ目線で比較すると、どうしても「前時代的」「パッとしない」といったようなふわっとしたネガティブイメージが先行してしまい、会社を理解してもらう所までたどり着かないケースも多いのではないでしょうか。

まずは自社の強みやポイントをわかりやすくそして魅力的に見せることで、求職者に興味を持ってもらうことがその先に進んでもらう近道となります。
動画はその手段として「表現方法の多彩さ」「情報量の多さ」の側面からベストな選択肢と言えます。

 

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